今回のオーダーはジントニックとピザ。ここでジントニックを頼むのははじめて。あまりアルコール度がなかったためか、それほど酔わなかった。ピザは２回目。生地がトーストのようにカリカリして、小麦の味がしておいしい。
一人で行くと、開演するまでの間が持たないのが苦しい。対策としては、やはり強引に連れを作ることが一番なのだが、今回はライブに言っていることは内緒なのでそれはできない。本でも持ってきて読むしかないかな。実際読んでた人（きれいな女性だったな）もいたし。
開演前に秋葉店長、御登場。今回は２部制ではないので、休憩時間にアナウンスすることができないため、開演前のアナウンスとなった。
・是方3daysスタート！
・櫻井哲夫3days来月登場！
・JIMSAKU今年中にもう一回出演アリ。
是方博邦(G)、神保彰(Dr)、櫻井哲夫(B)
1. GOLD RUSH
2. FISH DANCE
いやー、構成はトリオなんだけど、とてもトリオとは思えない音の多さ！トリオでフュージョンできるなんて、なかなかないんじゃないだろうか。是方さんは相変わらず、ギターで「歌って」くれるし、櫻井さんはリズムからメロディーまで受け持って忙しそうだし、神保さんもいろんな音を出してくれるしで、楽しくってしょうがない。思わず顔がほころんでくる。好きな音楽を聞くといつもこうなる。
ＭＣ
是方さん
・是方3DAYSスタート！
・いいリズム体とやらせてもらって幸せ。
・廃盤になっているものから２曲。
・野獣王国の教則ビデオ製作決定。なぜかみんなここで笑う。
テーマは、ＭＣでのしゃべり方、音を大きく出す方法など（笑）。
力哉さんは初の教則ビデオ。是方さんの前の教則ビデオは売れ行き好調。
・力哉さんドキュメンタリービデオ製作中。怖いもの見たさの人はどうぞ。
櫻井さん
・教則ビデオ「SOLO DUO TRIO」リリース。
DUOは神保さんと、TRIOは+渡辺香津美さんとの共演が見られる。
・11月に櫻井3DAYS＠京都ＲＡＧ
・JIMSAKU NEW ALBUM来月リリース。テーマはクラブミュージック。
（JIMSAKUとクラブミュージックって対極にあるような気がするんだけど大丈夫かなぁ）
神保さん
・STONE BATTERFLY以来の京都ＲＡＧ。
・教則ビデオINDEPENDENCEリリース。
・普通、何度も同じ曲をやるとまとまってくるんだけど、このグループではどんどん壊れていく（笑）。何も決まりがないから。某グループでは決まりが多くて。それはそれでいいのだけれど。サビ以外ではほとんど原型をとどめていない（笑）（是方談）。
（内容はあまり思い出せないけれど、神保さんが意外と饒舌だったという印象がある）
3. HIGH SIRITS WOMAN
4. ALISA
3.はあまりメロディアスではない曲。4.はスローナンバー。どちらも、あまり印象に残っていない。
5. MEDLEY (JIMSAKU)
DRUM SOLO
SUPER JINGLE 1-4-2-3-5
CATASTROPHE OF RHYTHM
6. SING (GUITER SOLO)
7. ???
やっぱりJIMSAKUはすごい。テクニックといい、迫力といい、「すごい」という言葉がピッタリ当てはまる。それでいてきちんと調和がとれていて、リズム体なのに歌心まで感じる。神保さんも櫻井さんも弾けてましたね。神保さんは途中で立ち上がりかけるし、櫻井さんは跳ね上がるしで。
そのあとの是方さんのギターソロは静かで、メロディアス。でも、よく見るとテクニックもおしみなく使っている。優雅な白鳥の激しい足の動きを見ているよう。
ＭＣ
是方
・この２人、すごいやろ。これでも息が合うからすごい。リハは一通りだけで「だいたいこんなもんだろう」で済ませて、本番でここまでできるんだから。
櫻井
・来月はハードスケジュール。インドネシアに行って、その帰国した日からライブ漬け。しかも、初日はディメンジョンと！（笑）
神保
・（4-WAY INDEPENDENCEの実践的説明。左足のかかとでウッドブロックを、つま先でシンバルを、右足でカウベルを別々のリズムで刻んでいく。）
自転車にのれたときのように、練習すればある日突然できるようになります。
（なるわけないだろ！と二人からツッコミ）
でも、できないといっていてはいつまでもできない。できると思ってやっていればそのうちできますよ。
（なんだか、Mr マリックも同じようなセリフを言っていたような気がする。テクニックを必要とする商売では、こういった精神が重要なんだろうと勝手に解釈。）
8. BRAZE OF PASSION
9. ???
だんだん盛り上がってきて、櫻井さんと是方さん、ついに客席に乱入！二人が別々に縦横無尽に動きまわり、最後には私の目の前で二人が向き合ってバトル！お互いの弦を弾き合うは、ネックをクロスさせて弦をこすり合わせるはで、はげしかったぁ。ええもんみせてもらいました！
これで本編は終わり。
ENC.1. ???
ENC.2. ???
アンコールは曲目を覚えていないし、どういうパフォーマンスだったかもあまり覚えていないので略。
全体に迫力があって、なかなかのライブだった。すべての曲が楽しめたわけではないが、これは、曲を知らなかったせいも少なからずあるだろう。それから、今回は櫻井さんの６弦ベースの威力を改めて認識させられた。リズムからメロディまで境なく扱えるのは６弦ベースを使いこなしているからだろう。低音の音圧はドラムをも凌ぎ、高音のメロディは本当にベースの音かと疑うほどだ（音色で分かるけれど）。しかも、これ１本ですべての曲を引き倒したのだから恐れ入る。神保さんのドラムもじっくり見たが、やはり足元が見えなかったのは残念。教則ビデオを買いたいという衝動に駆られる。