前回とは違い日曜日だったせいもあるのか、大入り満員（前回も満員ではあったけどね）。RAGもそれを見越してテーブルをとっぱらい、イスだけの客席となった。
是方博邦(G)、則竹裕之(Dr)、須藤満(B)
01 ガゼル
02 マリアナス
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03 FISH DANCE
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04 プリシア
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05 TEARS OF MERMAID
06 ROMAN
---MC
07 HIGH SPIRITS WOMAN
08 振り逃げ (including Dr solo and Dr-B duo)
09 CARNIVAL EVE
アンコール
ENC-1 花
最初はやはり「音が少ないな」という印象が強かった。ギター、ドラム、ベースの音だけだからアタリマエなんだけど、ちょっと寂しさを感じた。しかし、次第に曲が盛り上がってきたせいか、聞き方が変わってきたせいか、全く不満を感じなくなった。たぶん、はじめは「KORENANOS - NA」と引き算のように感じていたものが、「KORE + NO + S」というように足し算で感じるようになったためだろうと思う。
全体的にポップ・ロックな曲が多かったが、そのため中盤の５、６曲目のスローなナンバーがひときわ目立った。とくに５曲目は須藤さんがベースからギターに持ち替えて、TWIN GUITERでの演奏となり、印象に残った。
終盤の３曲はラストスパートにふさわしい激しい曲がならんだ。是方さんのサウンドは歌系と歪系に分けられる（と思う）が、今回は（も？）歪系が多かったかな。FISH DANCE のような歌系が好きな私としては、ちょっと残念。
ドラムソロではいつもは序盤ちょっと戸惑いがちに始まる則竹さんだが、今回は最初からまとまった感じの演奏を聞かせてくれた。ドラム＆ベースデュオではいつものように息のあったところを魅せてくれた。使い古された表現だが、まるで長年連れ添った夫婦のようにみえた。
そして９曲目では、イスのみのギュウギュウ詰めの客席にもかかわらず、須藤さんと是方さんが客席に飛び出してきた。是方さんのステージではもうお馴染みで「またやってるよぉ」と思うのだが、やっぱり盛り上がってしまう(笑)。
アンコールの曲は学校で必ず習うあの曲。アンコールでこういったカバーをすることが多いけれど、『音楽は世界だ』（KORE-chanz）が気にいっている私としては、本編でももっとやって欲しいと思う。
最後に苦言を一つ。観客で写真を撮っていた人多数。それならまだしも、しっかりとフラッシュを焚いていた。はじめは取材かと思っていたが、店員さんが駆けつけたところをみるとどうもそうではないらしい。しかも、それに懲りずに２度も３度もフラッシュを焚いていた。まったく・・・（怒）。携帯電話を鳴らすよりもたちが悪い。みなさん、ルール違反はやめましょう。