CHAKAさんの『I FOUND LOVE』発売記念ライブ＠南青山マンダラ、 に行ってきました。3/20のチケットの売れ行きが好評だったため、 3/25に追加公演となりました（大阪でも同様）。
で、ずいぶん遅いですが、簡単なレポートをば。
＃と思ったけど、けっこう長文になってしまった…。
=== 3/20 ===
雨が降る中、外で待っていたが、一向に開場にならない。リハが押
していたのかな。結局30分遅れぐらいで開場、開演となった。
この日のメンバーは
Vo CHAKA、G 古川昌義、P 西村一彦、B 納浩一、PERC 三沢泉
（漢字は自信なし）。いずれもニューアルバム『I FOUND LOVE』に
参加している人たち。
01 WHEN I FALL IN LOVE
02 STAMP
出だしはなんだかアンサンブルがちぐはぐな感じで、リハ不足？か と思ったけれど、CHAKAさんが歌い始めると一気に全体がまとまっ ていった。
全体的にアコースティックなサウンドで、アンプラグドとまではい かないけれど、それに近い。パーカッションがドラムも兼ねている 感じ。この構成なら、本当にアンプラグドでやっても面白かったか も。CHAKAさんのボーカルはマイクを通さない方が迫力があると思 うし。
PSY'Sの曲「STAMP」は、もともとPSY'Sの曲としては静かな方の曲 だったので、アコースティックなアレンジでもぜんぜん違和感がな い。むしろ、こちらの方が面白いと思った。
03 CALL ME
04 SPRING IS HERE
「CALL ME」の後半のサビではCHAKAさんがパワフルに熱唱。思わ ず、ジーンときてしまう。個人的に共感する部分があって、シチュ エーションがはまってしまったせいもあるんだろうなぁ。それで も、歌の力はすごいと、改めて感じてしまった。
05 HAPPY WEDDING DAY
06 ROBOT
五島芳子さんと一緒に作ったという「HAPPY WEDDING DAY」。ボサ ノバ風かな。パーカッションが印象的。なんか、歌詞の内容に実感 がこもっているように思えるのは、私だけではあるまい。(笑)
07 渡良瀬橋
08 THAT'S ENOUGH FOR ME
09 NINJIN娘
このあたりは、ジャズを意識したサウンド作りをしていたよう。も ともとジャズっぽい「THAT'S ENOUGH FOR ME」はP, B, Voのトリオ で演奏され、よりジャズらしさがアップ。納さんのベースが気持ち いい。
10 WATERMELON MAN
11 I FOUND LOVE
12 HAPPY
ここで、なんと本田雅人さんが登場！ 数日前に出演が決まって、完全にシークレットだったそう。従っ て、もちろん本田さん目当ての観客はおらず、静かな拍手で迎えら れた。個人的には大拍手を送っていたんだけど…。ちょっと寂しい ものがあったなぁ。
「WATERMELON MAN」は、いきなりジャムセッションぽくって、ファ ンキー。Sax、G、P、Vo（スキャット）とソロ回しで盛り上がる。
その後にしっとりと「I FOUND LOVE」、「HAPPY」と続いた。本田 さんのサックスは、これまでの甲高さはなく、やさしくて、ふくよ かなサウンドだった。曲の雰囲気に合わせたのかな。フレーズはい つも通りだったけど。
13 SWEET MEMORIES
14 雨のように透明に
「雨のように透明に」は初めて聴く曲。なんだかすがすがしさを感 じる曲だ。アレンジがパット・メセニー風だったせいもあるんだろ う。
15 ???
本編最後の曲は、残念ながら曲名がわからず。そのせいかあまり記 憶に残っていない…。(^^;
ENC CALL ME
アンコールは本編でも歌った「CALL ME」。ただし、Pとのデュオ。 これまでライブで和泉さんとの、ＣＤで塩谷さんとのデュオを聴い てきたが、これまた別の感じ。理系的、という表現が当てはまるか どうか分からないが、西村さんのピアノはそんな感じがした。 CKAKAさんのパワフルなボーカルと好対照だ。
=== 3/25 ===
追加公演のこの日は、前回と違い、バックのメンバーはPとGのみ。
曲順もいくつか変わっていた。
01 WHEN I FALL IN LOVE
02 STAMP （記憶曖昧）
CHAKAさん、マラカスを持って登場。はじめは自分で振っていたの だが、なんと途中から目の前のお客さんに振らせていた。(笑) そのお客さん、思いっきり戸惑っていた。そりゃ、困るよなぁ。リ ズム体がいない分、下手するとリズムを滅茶苦茶にしかねないし。
03 CALL ME
04 SPRING IS HERE
「CALL ME」は何度聴いてもやっぱりジンときてしまう。ＣＤで聴 いた時は（もちろんいい曲だとは思ったが）それほどでもなかった のに。ライブの力か。
「SPRING IS HERE」はP、Gがダイナミックで、CHAKAさんのVoとぶ つかり合うようだった（いい意味で）。古川さんのGは、低音の方 でBの音も兼ねていたようで、リズム体がいないのを感じさせな かった。
05 HAPPY WEDDING DAY
06 I FOUND LOVE
「HAPPY WEDDING DAY」では、GとPは打って変わって伴奏に徹して いた。この変化が曲の流れにメリハリを付けていたように思う。
このあたりまで、CHAKAさんのMCがなんかちょっとかしこまった感 じだった。TV収録を意識していたのかな。だんだんいつものMCに 戻っていったけれど。
07 THAT'S ENOUGH FOR ME
08 STOMPIN' AT THE SAVOY （記憶曖昧）
09 渡良瀬橋
10 NINJIN娘
このあたりは前回と同様にジャズを意識したサウンド。特に古川さ んのギターサウンドの力が大きい。
ポップスをジャズで歌うという意味では、ある意味フュージョンと 言えるだろうか。でも、あまり「融合」という感じではないし、 やっぱりジャズはジャズなような気も…。と、あまりジャンルにこ だわってもしょうがないんだけど、つい考えてしまっていた。(^^;
11 花のように（記憶曖昧）
12 HAPPY
13 MY SWEET MEMORY
ひきつづきジャズっぽい感じがつづく。特に「MY SWEET MEMORY」 は思いっきりジャズ。元歌からは想像もつかないほど。とくに英詩 になるとよりそう感じしてしまうのは、単なる先入観からか。
14 雨のように透明に
15 ???
ENC ??? （平井堅さんとの共作の曲）
「雨のように透明に」は今回もやっぱりメセニー風の透明感のある サウンド。曲に非常にマッチしている。元の曲はどんなのだろう。 思わず聴きたくなってしまった。
今回はゲストはなし。前回のこともあったので、期待してしまった だけに、残念さが増してしまった。本田さんだけでなく、もしかし たら、和泉さんも、などと思う方が悪いのだが…。(^^;