6:50分頃（開場20分後、開演40分前）、六本木ピットインについた が、なぜかガラガラ。なんか、居心地が悪かった…。でも、7時を 過ぎた頃からだんだんと人が増えてきて、直前には7割ぐらい客席 が埋まっていた。
Sophisticated Hippies :
下神竜哉(B)、竹野昌邦(Ts,Ss)、安部潤(Key)、稲葉政裕(G)、
宮下智(B)、鎌田清(Dr)
ゲスト:
近藤和彦(As)、CHAKA(Vo)
まずはSophisticated Hippiesのメンバーのみがステージへ。
01 ???
02 AT PRIME ???
Sophisticated Hippiesは初めて聴いたのだか、一発で気に入ってし まった。１曲目はスタイリッシュなサウンド。でも、決して軽くは なく、ジャズ的な要素は濃くて、ずっしりとした印象を受ける。お そらく、リズム体がしっかりしているからだろうと思う。それか ら、各メンバーの音が一つ一つよく聞こえるので、粒ぞろいという 感じがある。ヴィブラホンの音を使ったキーボードのソロも印象的 だった。
２曲目は、なんとなくルパン三世の曲っぽい、大野雄二っぽい、感 じの曲。フリューゲルホーンとソプラノサックスの組み合わせが けっこう心地いい。ドラムは小気味よく刻みつづけて、比較的淡々 としているけれど、ベースがうねりを与えていて、このあたりは ジャズっぽい。「ベースがそのバンドのグルーヴを決める」という ことをどこかで聞いたが、はじめて実感した。
03 PLAY AT SPANKY MUSIC
ここで、ゲストの一人、近藤さん(As)を迎えて一曲。打って変わっ て、終始スラップベースでファンキーなサウンド。各メンバーにソ ロ回しされるというジャムっぽい曲。むっちゃ楽しそう。最後は ベースがイスや譜面台にネックをこすりつけるパフォーマンス。 「をを、こういうこともやるのか」とちょっと意外だった。
04 I FOUND LOVE
05 THE 25th OF THE LAST DECEMBER ???
06 ???
さらに、もう一人のゲスト、CHAKAさん登場。なんだか、ソロライ ブより自由奔放な感じのCHAKAさん。ゲストだとちょっと気が楽な のかな。
まずはニューアルバムからの曲。なんと今回はフルートが２本。こ ういうアレンジの仕方もあるのかと思わず感心。簡単なようでけっ こう盲点かも。途中のアルトサックスのフレーズは、譜面を見なが ら吹いていたせいか、ＣＤの本田さんのにそっくりだった。
次は竹野さん、近藤さんが引いてのスローバラード。フリューゲル ホーンが伴奏しているのだが、全然歌の邪魔になっていなかった。 ホーンの伴奏は、普段は邪魔だと思うことが多いのに。
そして、再び近藤さんを入れての、前半最後の曲は、思わず体でリ
ズムを取ってしまう、ごきげんなサウンド。でも、全然歌詞が聞き
取れなかった。(^^;
＃普段もそんなに聞き取れているわけじゃないけど…。
07 BLACK HORN
08 MOON ARRAY ???
後半最初は、Sophisticated Hippiesのみで。バラードと紹介しつ つ、ファンキーな曲だった(笑)。続いて近藤さんを迎えて。今度は 本当にバラードの曲でメロディーはゆったりとしているんだけど、 リズムがスカっぽいというかレゲエっぽくって、不思議なアレン ジ。キーボードソロがスティールドラムの音を使っていたからか、 南国っぽい雰囲気だった。
09 DRY CLEANER FROM ... ???
10 HAIR
11 ???
ここから再びCHAKAさんを迎えて。登場の時、いきなりトランペッ トで「HAPPY BIRTHDAY」のフレーズが…。「え？今日CHAKAさんの 誕生日？」家と思ったら、下神さんの母の誕生日だとか(笑)。しか も客席に来ているという。「親が来るのは恥ずかしい」とか言って いたけど、実は呼んだんじゃないかなぁ。
で、まずはジャジーな曲。でもあまりよく覚えていない…。続いて スラップベースでロックな曲。もうすさまじい「爆音」。それにも 負けないCHAKAさんのボーカルはさすが。でもやっぱり歌詞は分か らなかった…。本編最後はめちゃノリノリの曲。それまでなかった 観客の手拍子も。曲が終わっても興奮は冷め遣らず、もちろんアン コールへ。
ENC-1 IF YOU WANNA BOOGIE FORGET ???
ENC-2 ???
アンコールは、１曲目がメンバー＋CHAKAさんで、２曲目がメン バー＋近藤さんで。ファンキーなサウンド、ジャム的な構成で最後 を締めくくった。
ある時はスタイリッシュに、ある時はファンキーに、と、まったく Sophisticated Hippiesというバンド名がピッタリ。うまく命名した なぁ。