金徳洙（チャンゴ／リーダー）、
申燦善（チャンゴ）、張玄鎮（プク）、
金正煕（ケンガリ）、朴安持（ケンガリ）、
李東柱（チン／ソゴノリ）、元完哲（テグム）、
尹暑京（アジェン）、李洪根（ビリ）、
朴鐘鎬（唱）、南相一（唱）、
金利恵（舞踏）
第一部
01 シッキム
02 三道ソルチャンゴカラク
03 トッキイヤギ
04 三道農楽カラク
第二部
05 トダン
06 ピョルシン
07 パンクッ
アンコール
Enc-1 ???
サムルノリには興味を持っていたが、このグループの公演を見るのは初めて。同じサムルノリでも、若手の PURI がいろんな音楽を取り入れているのに対し、こちらは全体にオーソドックスな雰囲気。農業の音楽であるサムルノリだけではなく、1曲ごとに宮廷の音楽も取り混ぜている曲が配置されていたから、余計にオーソドックスに感じたのかもしれない。そういう意味では、韓国の伝統音楽をより広く（といっても、ほんの一部だろうが）感じることが出来たように思う。
それでも、伝統的ではない部分も多いようで、妖艶な舞踏が取り入れられていたり、ウサギとカメの狂言（漫才）的なミュージカルがあったりと、バラエティに富んでいた。もちろん、サムルノリならではの帽子から伸びた紐をグルグル回すパフォーマンスもあったが、終盤だけだった。でも、大盛り上がり。
最後のアンコールでは、観客を呼び入れてみんなで踊っていた。これにはちょっとびっくり。普通のコンサートでは見たことがない。踊っている人は楽しそうだったな。