零時館
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地震と断層

島崎邦彦、松田時彦 編
東京大学出版会、3400円、ISBN4-13-060706-5、1994年

 この本は、ちょうど阪神・淡路大震災が起きた後に出版された本だけど、もちろんずっと前から企画されていたはずで、偶然タイミングが合ってしまった。しかし、震災を契機に世間に周知されるようになった活断層という言葉を理解するには良い本だったと思う。

 買った直後に 3/4 ほど読んだものの、その後放っておいてしまったので、今頃になって最後まで読んでみた。その当時の最新の成果が出されていて面白い。やはり約 10 年前の本だけあって、今となってはすでに定着している知識も多い。そういう意味では、まだまだ古くない本だと思う。

(2004/08/06 読了)

E-mail : reijikan-kanshu@hotmail.co.jp
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