零時館
本棚
小川一水 著
朝日ノベルズ
今回は前半の幕間的な 2 つの話と、後半の本編的な 1 つの話の構成。分量的には半分半分。1 つ 1 つが完結しているので、前回と同じ 1 冊でも、ボリュームがあるように感じる。
印象的なのは、前半の 1 つ目の話。この世界の背景を知るエピソードになっている。ファンタジーなのはわかっていたが、それをより強調するような内容。それでもいまだに SF 的なところを探してしまうのが自分の脳の悲しいところ。
(2011/04/02 読了)
E-mail : reijikan-kanshu@hotmail.co.jp
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